<太陽光発電設備の設置者に対する注意喚起>
◆水没した太陽電池発電設備による感電防止について
2015年9月11日
自家用電気工作物設置者 殿
関東東北産業保安監督部長
台風18号から変わった低気圧による大雨・河川氾濫等により多くの地域で、太陽電池発電設備の浸水が発生していることが予想されます。
太陽電池発電設備は、浸水・破損をした場合であっても光があたれば発電をする事が可能ですので、復旧作業をされている方や付近住民の方が触れ、感電する可能性があります。
つきましては、このような感電事故を防止するため、次の点に留意し水没した太陽電池発電設備による感電防止に万全を期すようお願いします。
- 太陽電池発電設備(モジュール(太陽光パネル)、架台・支持物、集電箱、パワーコンディショナー及び送電設備(キュービクル等))は、浸水している時に接近すると感電するおそれがあるので、立入禁止措置(危険表示を含む。)に万全を期してください。
- モジュール(太陽光パネル)は、光があると発電していますので、触ると感電するおそれがあります。保有する太陽電池発電所から漂流したモジュール(太陽光パネル)は、発電防止のためカバーで覆うなどして回収するとともに、他事業者のモジュール(太陽光パネル)が漂着・放置されている場合も、感電防止のためカバーで覆うなどの措置をお願いします。
- 上記2点については、可能な限り付近住民の方へ広報・周知してください。
- 水が引いた後であっても集電箱内部やパワーコンディショナー内部に水分が残っていることも考えられます。この場合、触ると感電するおそれがありますので、復旧作業に当たっては慎重な作業等を行う等により感電防止に努めてください。
<ホームページでの周知内容>