平成28年9月14日
《「電気設備技術基準の解釈」の一部改正》
平成28年5月25日に電気設備技術基準の解釈(以下「電技解釈」という。)の改正が行われ、低圧の配線に使用可能な絶縁電線として、引込用ポリエチレン絶縁電線(以下「DE 電線」※ という。)が引込用ビニル絶縁電線(以下「DV 電線」という。)と同等と判断され、DV 電線の使用が認められている箇所の電線に使用すること及び難燃性試験に適合する被覆等の耐燃措置を施した地中電線の電線相互の離隔距離の見直しが行われたほか、電技解釈で引用している日本電気技術規格委員会規(JESC 規格)の最新版への更新が行なわれた。
《ダム水路主任技術者制度における規制の見直し》
平成28年3月22日にダム水路主任技術者に係る電気事業法施行規則、 経済産業省告示第249号及び主任技術者制度の解釈及び運用(内規) の一部が改正され、電気主任技術者に採用されている保安業務の外部委託制度や統括主任技術者制度をダム水路主任技術者にも採用することができるようになった。そのほか、ダム水路主任技術者の兼務に係る条件が変更された。
詳細は会誌「電気技術者」9月号の11ページ以降の記事を参照されたい。