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会長ごあいさつ

会長 会長 中村 秋夫氏
会長 山口 博

昭和30 (1955)年3月4日通商産業省(現経済産業省)の設立許可をいただき、 社団法人として設立された当協会は、その後国の法人改革にともない、平成25 (2013)年4月1日内閣総理大臣の認可を受けて、公益社団法人となりました。設立以来、 電気技術者の団体として会員および関係各位のご協力をいただきながら、 電気に関わる事故の防止、電気エネルギーの安定供給および地球環境の保全に寄与することを目的として各種の事業を推進してまいりました。

具体的には、 全国9ブロックに設置した支部が主体的に行っている電気主任技術者会議、 見学会、 講習会、 セミナーなどや、 本部が中心となって行っている会誌の発行、 技術相談、 音声付き電気技術解説講座などを実施しています。また、会員の皆様が自主的かつ継続的に技術力を向上させていくことを支援するため、自己研鑽努力に対する証明制度にも取組んでいます。


2020年12月に閣議決定された「カーボンニュートラル宣言に伴うグリーン成長戦略」は、電源の脱炭素化と非電力部門(産業・民生・運輸)の電化が鍵になると指摘しています。電気エネルギーの重要性が益々高まるなか、非電力部門の電化は、電気の使い方の多様化、複雑化をもたらすと思います。

一方、地球温暖化は自然災害を激甚化させつつあり、社会インフラのレジリエンス強化が求められています。

電気技術は、「脱炭素化」と「レジリエンス強化」という新たな社会的要請に応えていかなければいけない時代を迎えています。電気技術者は、技術の研鑽を積み重ね、これまで以上にその役割を発揮していくことが求められていくと思います。

協会は、新たな時代に於ける電気技術者の役割の重要性を認識し、今後とも更なる 活動の充実に努め、グリーンかつレジリエントな電気エネルギーに支えられた脱炭素社会の実現に貢献してまいります。今後とも、会員の皆さまはもとより、 多くの方のご支援ご協力を賜りますようお願い申し上げます。



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